田舎教師ときどき都会教師

テーマは「初等教育、読書、映画、旅行」

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

和田靜香、小川淳也 著『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?』より。残業はいつも賃金ゼロ、これって私のせいですか?

さらに日本では、「平均的な収入」の人のうち、税の負担を、「高すぎる」「どちらかというと高すぎる」と回答する人が5割にのぼるんだそう。高い負担で知られる北欧でも3割程度というから、日本は北欧と較べても「税金高い!」という声が大きい。でも、実…

猪瀬直樹、田原総一朗 著『戦争・天皇・国家』より。モデルチェンジ日本。教育も、是非。

猪瀬 黒船来航からこれまでの歴史を見ればわかるように、アメリカは敵国を徹底的にやっつける国だということです。日本についても、アメリカの占領が終わった後もいまにいたるまで軍事的支配が続いているという現実を認識しないといけない。学校で教えられて…

蜷川有紀、猪瀬直樹 著『ここから始まる』より。恋する日常をしましょう。

「僕の妻もいっしょにいるだけで、家屋の空間を満たしてくれる存在だった。僕は、妻を空間ごと愛していたのです」 猪瀬は、蜷川に会ってから「恋する日常をしましょう」と囁いた。(蜷川有紀、猪瀬直樹『ここから始まる』集英社、2018) おはようございます…

三浦瑠麗、猪瀬直樹 著『国民国家のリアリズム』より。大学の教授より、むしろ小学生の先生を大事にしなければいけない。

三浦 私が猪瀬さんを好きなのは、相変わらず進歩することを信じているからです。猪瀬 僕が未来を信じようとしている思いは、日本の近代について考え続けた、その責任感から生まれた。(三浦瑠麗、猪瀬直樹『国民国家のリアリズム』角川新書、2017) こんばん…

中村哲 著『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」』より。〈世界〉に開かれた「ゴーシュ」という生き方。

この土地で「なぜ20年も働いてきたのか。その原動力は何か」と、しばしば人に尋ねられます。人類愛というのも面映いし、道楽だと呼ぶのは余りにも露悪的だし、自分にさしたる信念や宗教的信仰がある訳でもありません。良く分からないのです。でも返答に窮…

角幡唯介 著『狩りの思考法』より。未来を計画的に見通してはいけない。アンマカ。

ところが2017年におこなった探検がきっかけとなって私の物の見方は大きく変わってしまい、結果、現実とはカオスであること、そしてこれを直視しないためにわれわれは未来予期にすがって生きているのだ、と認識するようになったのである。というのもその…

猪瀬直樹、山口昌男 著『ミカドと世紀末』より。眞子さま=放浪のプリンセスという見方・考え方。

猪瀬 先日、高松宮宣仁が亡くなりました。すると、新聞の論調は、たとえば「銀座にお忍びでお出かけになる気さくな宮さま」とか「一個七十円の大福餅を食べた庶民的な宮さま」というふうに傾斜していくんです。これはいったいどういうことなのか。一種の〈放…

田原総一朗、佐藤優、宮台真司『日本流ファシズムのススメ。』より。社会の保全に関心を!

宮台 そうなんです。これはおもしろいですよね。経済的に裕福な人たちが、自分たちの経済的なゲームを支えてくれる大統領は誰かというと、マケインではなく、オバマだと。「オバマのように社会の保全に関心を持つ人間がいないと、最終的には自分たちの経済ゲ…