繰り返すが、日本人のとどまるところを知らない働きすぎ、つまりゆとりのないすさんだ心情は、近代化以降、欧米コンプレックスのなかで形成されたにすぎいない。
処方箋は、自画像の再構築の果てに存在するような気がする。
(猪瀬直樹『迷路の達人』文藝春秋、1993)
こんにちは。明日から3学期が始まります。501回目の投稿のときと同じように、601回目も実生活の節目とリンクするかたちで迎えることができたこと、嬉しく思います。まぁ、だからどうしたという話ですが、近代化以降とか、3学期以降とか、601回目以降とか、そういった節目節目でそれ以前のことをゆっくり振り返る習慣って、迷路のような世の中をそれなりに楽しく生きていく上で、処方箋のひとつになり得ると思うんですよね。だからゆとりのある冬休み中に直近の100記事(501~600記事)を見直す時間が確保できて、よかった。
以下、100回目、200回目、300回目、400回目、そして500回目のときと同じように、おおよそ時系列(600→500)で、自己満足的に振り返ります。
まずは前回(500回目)の振り返りに続いて、作家の猪瀬直樹さんです。501回目以降も、ストーカーのように読み、そして発信し続けました。もうすぐ発売される『太陽の男』も楽しみで仕方がありません。太陽の男は、故・石原慎太郎さんを指しますが、私にとっての「太陽の男」は猪瀬さんです。
以下、ツイッターでリツイートしていただいた記事です。1~499記事の中にある猪瀬さんの作品についても、過去記事としてツイートするたびにリツイートしていただきました。ファン冥利に尽きるとはこのことでしょう。
『昭和23年冬の暗号』と改題され中公文庫になりました。 https://t.co/gvvJfo0YjB
— 猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 (@inosenaoki) January 23, 2022
うん、ストーカーっぽい。猪瀬さん自身の作品だけでなく、以下の書籍の記事についてもリツイートしていただきました。落合陽一さんは猪瀬さんとの共著があるのでわかるとして、三浦英之さんと角幡唯介さんについては、うん、どうしてだろうなぁ。そういったことを考えるのもまた勉強になります。
続いては上野ゼミの竹内慶至さんと大滝世津子さん、そして坂爪真吾さん。4月から大学生になる予定の長女には、上野ゼミのみなさんのような仲間に巡り会ってほしい。そう思えるリプをいただきました。竹内さんの《今からでも遅くありません。情報生産者になられたらいかがですか!?》という言葉なんて、ほんと、嬉しすぎます。長女よ、情報生産者になれ。パパもがんばる。
今からでも遅くありません。情報生産者になられたらいかがですか!?
— 竹内慶至 (@takechance) December 30, 2021
というか、このブログも情報生産の一部だとは思いますが…
わお。連日、連投、すごい。
— 竹内慶至 (@takechance) December 31, 2021
親本含め、こんなに丁寧に扱っていただけるのは著者冥利に尽きる。
こうやって人と繋がっていけるのは情報生産者になってよかったと思う瞬間のひとつ。 https://t.co/ijnkSCaN3Z
CountryTeacherさん嬉しい書評をありがとうございました。小学校でも、きっとできます。同じなんです、真髄は。これは、何かを乗り越えていくための、そして、0から1を生み出すための方法に他ならないからです。そして「あなたのことみてるよ」のメッセージは何歳の人に対しても大切なメッセージです。
— せつ@令和時代の子育て術 (@secchun0413) December 30, 2021
書評のような形でまとめていただき、ありがとうございます。おっしゃる通りで、形は違えど私が書いたことは学級経営でも同じことが言えると思います。 https://t.co/Jk0WaBMF3d
— 竹内慶至 (@takechance) December 30, 2021
真摯に向き合いお読み下さったのが伝わってくる素敵なご感想をいただきました。ありがとうございました。 https://t.co/vCyFu0c4hp
— せつ@令和時代の子育て術 (@secchun0413) December 30, 2021
お読みくださり、ありがとうございました!
— 坂爪真吾|NPO法人風テラス (@whitehands_jp) December 29, 2021
上野ゼミと宮台ゼミの比較、個人的にも非常に面白いテーマだと思ったので、活字に残すことができて良かったです。
続いては年末の朝生にも出演していたフローレンスの駒崎弘樹さん。教員の労働問題にも声を上げてほしいなぁと、見知らぬ私を含め、見知らぬ教員の多くが期待していることでしょう。
見知らぬ方からの書評ウレシス…! https://t.co/OWDxcyDU35
— 駒崎弘樹 ( Hiroki Komazaki )@ ふるさと納税クラファンご支援感謝! (@Hiroki_Komazaki) February 18, 2022
それから、衆議院議員の小川淳也さんとの政治問答『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』で一躍時の人となった和田靜香さん。和田さんにも嬉しいリプをいただきました。教員も、和田さんのように政治に関心をもたないといけないと思うんですよね。そうしないと、子どもたちが政治に関心をもつことも、パブリックマインドをもつことも、ないような気がします。それが国の思惑なのかもしれませんが。和田さんに、ゲストティーチャーとして授業に来てほしいな。
めちゃくちゃ素晴らしいブログ! みんな読んで欲しい! https://t.co/D0NfGY7GiJ
— 和田靜香#石ころ (@wadashizuka) January 2, 2022
また素晴らしいブログをありがとうございます( ;∀;)
— 和田靜香#石ころ (@wadashizuka) January 12, 2022
社会学者の宮台真司さんにも何度もリツイートしていただきました。長女や次女によく宮台さんの話をしているので、あの事件が起きたときには長女曰く「パパの友達が刺された!」云々。友達ではありません。雲の上の人です。早く犯人が捕まりますように。
宮台真司、苅部直、渡辺靖 著『民主主義は不可能なのか? コモンセンスが崩壊した世界で』より。俺はいいけど、あの人は大丈夫か? - 田舎教師ときどき都会教師 https://t.co/YhqDsMJUoj
— 宮台真司 (@miyadai) September 19, 2022
簑原敬、宮台真司 著『まちづくりの哲学』より。給食から見えてくる田舎教師と都会教師の違い。 - 田舎教師ときどき都会教師 https://t.co/sSu4ABU6UP
— 宮台真司 (@miyadai) August 21, 2022
宮台さんの弟子(?)のひとりだと勝手にイメージしている西田亮介さんにも嬉しいリプをいただきました。ゲンロンカフェにも足を運ぶことができて、大満足です。また行きたい。
とても丁寧に読んでいただき、しかも教育問題に応用的な議論を展開いただきありがとうございます。以前の寺脇研さんとの対談も詳しくまとめていただきましたが、これは嬉しいです。 https://t.co/z8eSUvtH6g
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) April 29, 2022
丁寧な感想をいただきまして、ありがとうございました! #ゲンロン211221 https://t.co/FHMpKNfwtg
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) December 26, 2021
それから立教大学の中原淳さん。上野ゼミといい、中原ゼミといい、学生さんはしあわせだろうなと思います。長女は希望する学部が違うので、4月から高校生になる次女に、進学先候補のひとつとして勧めたいところです。お弟子さん(?)の町支大祐さんもリツイートしてくださいました。
新刊「話し合いの作法」お読みいただき感謝です。身近な現場に対話+決断を! https://t.co/p1qPgo8e3L
— 中原淳(なかはらじゅん) (@nakaharajun) October 4, 2022
新刊「話し合いの作法」お読みいただき感謝です。言葉+論理を大切する学びをともに生み出していきましょう!学び多き人生を! https://t.co/p1qPgoqnhT
— 中原淳(なかはらじゅん) (@nakaharajun) September 3, 2022
カフェでの読書のおともに、新刊「話し合いの作法」をえらでいただき感謝です!学び多き人生を! https://t.co/aoO9phz2jB
— 中原淳(なかはらじゅん) (@nakaharajun) September 1, 2022
『ファシリテーションとは何か』に書評をいただきました。丁寧にお読みいただき、心より感謝です。ありがとうございました。ご笑覧くださいませ!:『ファシリテーションとは何か』:井上義和・牧野智和 編集、中野民夫、中原淳、中村和彦、田村哲樹、小針誠、元濱奈穂子 https://t.co/Z92xiDzn3I
— 中原淳(なかはらじゅん) (@nakaharajun) January 21, 2022
中原淳 監修、脇本健弘・町支大祐 著『教師の学びを科学する』より。Think different !! - 田舎教師ときどき都会教師 https://t.co/vykAAJSoYb
— 町支@ちょーしと読みます (@cho_________shi) September 3, 2022
坂口恭平さん、西剛志さん、鶴見済さん、そして平野啓一郎さんにもリツイートしていただきました。感謝です。
過去記事のツイートについても反応があって、嬉しい限り。その都度、元気付けられています。
「隅から隅までめちゃくちゃ「面白い」と思える本に出会いました」とおっしゃっていただけて、そして「引用が、詩人が句読点を打つかのように、どんぴしゃり」とおっしゃっていただけて、とても嬉しいです☺️
— 頭木弘樹📕UC『うんこ文学』『自分疲れ』『食べることと出すこと』『絶望名言』まっくら図書館の読書会 (@kafka_kashiragi) November 5, 2022
この記事、
— EIJIRO OZAKI 尾崎英二郎 (@EijiroOzaki) October 30, 2022
思い出に残っています。
再投稿、
ありがとうございます🖋
感謝を込めて🥹🙏
発信がきっかけとなって、作家さんとの嬉しい出会いもありました。やはり、発信から始まる何かって、あります。
ブログとリアルをつなげつつ。
散歩に行きます。