田舎教師ときどき都会教師

テーマは「初等教育、読書、映画、旅行」

501回目の投稿。猪瀬直樹さん、朱野帰子さん、中原淳さん、宮台真司さん、妹尾昌俊さん、田中泰延さん、等々。ただただ感謝。発信から始まる!

 ときどきさまざまな年代での自分の後ろ姿を見つめるときがある。以前より少しは歳をとったせいだと思うが、そのぶん散歩することができる時間の世界は広がったのかもしれない。
(猪瀬直樹『ノンフィクション宣言』文春文庫、1992)

 

 おはようございます。昨日は2学期の終業式でした。節目っていいものです。もしも学校現場に節目がなかったら、あっという間に心が折れて、子どもたちの前から姿を消していたかもしれません。

 

 節ありて竹強し。

 

 前回のブログは節目となる500回目の投稿でした。岩波ブックレットの『#教師のバトン とはなんだったのか』を取り上げたところ、執筆者である斉藤ひでみさん(現職教師)や弁護士の嶋﨑量さん、大学教員の福嶋尚子さんがコメント付きで紹介(リツイート)してくれて、ただただ嬉しい限り。

 

 

 

 

 やはり、反応があると続けたくなります。発信すれば発信するほど、散歩することができる時間の世界は広がっていきます。というわけで、100回目、200回目、300回目、400回目のときと同じように、直近の100記事(401~500記事)について自己満足的に振り返ってみました。

 

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 まずは何といっても猪瀬直樹さんです。永田町でも話題になったという『カーボンニュートラル革命』をブログに取り上げたところ、Twitter 経由で猪瀬さん本人からDMが届いて、びっくり。その3ヶ月後には猪瀬さんの Birthday Party(招待制)に参加させていただくことになって、さらにびっくり。蜷川有紀さんとの共著『ここから始まる』のタイトルを捩れば、「発信から始まる」となるでしょうか。

 

 発信から始まる!

 

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 上記の2つのブログはもちろんのこと、以下の記事についても猪瀬さん御本人に Twitter でリツイートしていただきました。書いたら反応してもらえる。だからまた書きたくなる。応用行動分析(ABA)でいうところの「強化」です。ある行動が、行動の生起に後続する結果事象によって強められるプロセス。子どもたちを指導したり支援したりする際に教室で使っているフレームと同じだなぁ。

 

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 こうやって並べてみると、まるでストーカーのよう。しかしこのストーカーじみたブログのおかげで、6年生の社会科の授業に奥行きができたことは間違いありません。特に黒船以降の歴史については、ピンポイントで子どもたちの知的好奇心を刺激する話ができたように思います。やはり教師は空気ではなく本を読むべきです。同僚が遅くまで残っていたとしても、

 

 わたし、定時で帰ります。

 

 と言って(言わなくてもいいけど)、帰ればいい。そんな思いを込めて朱野帰子さんの『わたし、定時で帰ります。』を取り上げたところ、思いがけずリツイートしていただき、続いて嬉しすぎるコメントが……。

 

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 当然、行動が強化され、朱野さんの他の本も読みたくなります。家事はみんなで考える問題なんだという『対岸の家事』もおもしろかったなぁ。

 

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 このブログもリツイートしていただきました。感謝です。401回目以降に投稿した記事の中で、朱野さんと同様にはじめて反応していただいた有名人のひとりが町山智浩さんです。

 

 

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 道徳の授業でも資料として活用した『それでも映画は「格差」を描く』。やはり教師は空気ではなく本を読め、映画を観ろ、と思います。本を読み、映画を観て、教え子たちが大人になったときの社会をイメージして授業を組み立てていかなければ、未来にマッチした教育はできません。

 教育を含む社会をイメージする上で、中原淳さんの本は教員にとっての課題図書といっても過言ではないでしょう。以前にもしばしばコメント付きでリツイートしていただき、401記事目以降の投稿でも反応していただきました。Twitter ではフォローもしていただきました。

 

 感激です!

 

 

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 中原さんと同様に、以前にも反応していただいていたビッグネームのひとりが社会学者の宮台真司さんです。以下のリプライ、古くからの宮台ファンにとってはたまりません。

 

 

 

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 崩壊といえば、著書『教師崩壊』で知られる、教育研究家の妹尾昌俊さん。新刊の『教師の失敗学』を取り上げたブログ記事を、以前に取り上げた『教師崩壊』のときと同じように Twitter&Facebook を通して紹介していただきました。勤務校に来ていただけますように、と昨夜サンタクロースにお願いしたので、何のアプローチもしていませんが、もしかしたら、と勝手に思います。

 

 

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 教育関係では、岩瀬直樹さんからいただいたコメントも嬉しく思いました。寺内祥吾さんとの共著『せんせいのつくり方』を取り上げたブログもリツイートしていただき、ただただ感謝です。

 

 

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 反応していただいた方と「会って、話すこと。」ができたら、なお嬉しいだろうなと想像します。会って、話すことといえば、もちろん田中泰延さんです。以下のコメントにある《熱情と炎上は、エネルギーの使い方が、ぜんぜんちがう》という言葉、教室での使い道を考える毎日です。編集者の今野良介さんにも、感謝 ♬

 

 

 

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 これまでにいただいてきたリプを読み返しつつ、書評と感想の違いはどこにあるのだろうなんて思っていたら、藤原章生さんのリプには「レビュー」とあって、さすが新聞記者だな、と。イメージとしては「書評>レビュー>感想」なので、ちょうどいい感じがします。

 

 

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 坂口恭平さん、角幡唯介さん、松岡亮二さん、小松理虔さんにもリツイートというかたちで元気づけていただきました。

 

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   節ありて竹強し。

 

 昨日、長女がセブンティーンになりました。今夜は1日遅れの Birthday Party & Christmas Party です。猪瀬直樹さんの Birthday Party には適いませんが、義父母も呼んで、長女の節目を祝いたいと思います。

 

 メリークリスマス♬