田舎教師ときどき都会教師

テーマは「初等教育、読書、映画、旅行」

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

猪瀬直樹 著『日本凡人伝 死を見つめる仕事』より。死を見つめつつ、生も見つめつつ、今を生きる。

良し悪しは別で言うが、アメリカ人は車を馬車の延長線上で利用してきたように思う。したがって、ときにはオーバーなデコレーションが流行ったことがあったにしても、基本的にはきわめてシンプルな機能を求めた。ところが、日本車はエレクトロニクスという名…

西田亮介 著『ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』より。ぶっちゃけ、誰が公教育を動かしているのか?

その反動と、教育権より学習者中心の学習権が大事だということで、ゆとり教育と呼ばれる、子どもの創造性、自由度、主体性を増やす路線へと舵を切ることになりました。「学力の低下を生む」として評判のよくなかったゆとり教育ですが、実際には学力低下は観…

水野敬也 著『夢をかなえるゾウ1』より。「偉人のエピソード」と「ガネーシャの課題」のハッピーセット。小学生の子どもたちにも、ぜひ。

「これからはな、毎日寝る前に、自分がその日頑張れたことを思い出して『ようやったわ』てホメや。一日のうち、絶対一つは頑張れてることあるから、それを見つけてホメるんや。一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分を…

映画『夢みる小学校』(オオタヴィン監督作品)より。夢みる学校と普通の学校。どちらが普通なのか?

小学生の僕は、図工にしか興味がない多動な少年でした。(診断されたわけじゃないけど)現代なら「多動児」という「病気」にさせられて、薬を飲まされちゃってるかもしれません。できることなら、タイムマシーンに乗って「小学生の自分」を連れ去り、「夢み…

佐渡島庸平 著『観察力の鍛え方』より。子どもたちを観る力を鍛えて、ドミノの1枚目を正しく倒す。

40歳になったときに、なぜ論語で「不惑」というのだろうかと考えた。自分は惑わなくていいような正解を知らないと思った。でも、ふと、そうではないかもしれないと気づいた。あれが正解かもしれない、これが正解かもしれない、と惑わなくなる。それは、絶…